トイレトレーニングはいつから始める?

教育について

お子さんが2歳くらいになると、いつオムツを外してトイレトレーニングを始めればいいのか、悩むことがあると思います。
しかし、開始時期が早ければ早いほど、トレーニング期間が長くなる可能性があります。
大切なポイントは、焦らずお子さんの準備ができたときに始めることです。
今回は、トイレトレーニングを始める時期などトレーニングのポイントについてご紹介します。

トイレトレーニングを始めるタイミング

トイレトレーニングは、2歳から4歳くらいで開始できます。
このくらいの年齢になると、お子さんは身体的、精神的な能力を備え始めます。
身体的な能力とは、トイレまで自分で歩けること、おしっこやうんちを我慢できることが挙げられます。また、「座ってしてね」「トイレに行ってしようね」といった基本的なコミュニケーションができるようになります。
さらに、おむつが2時間以上乾いていることや、下着をつけたがるなどトイレに興味を示すことも、準備が整ったことを示すサインです。
一般的に、男の子のトイレトレーニングは、女の子より少し遅くなることがあります。

トイレトレーニングに必要なもの

お子さんのトイレトレーニングを決意したら、必要なものを準備することが成功のために重要です。
トイレトレーニングに必要なものを事前に確認しておきましょう。
踏み台があれば、お子さんが便座に届きやすくなります。
他にもトイレシートを用意していくと、失敗してしまったときでもすぐに掃除することができます。
下着やトレーニングパンツなど、トレーニング中に着用する衣類も用意してあげましょう。

トイレトレーニングのステップ

トイレトレーニングは、「準備」「トレーニング」「継続」の3つの段階から構成されています。
準備段階では、必要なものを揃えたり、本やビデオでやり方を確認したりと、親が事前にやり方を確認しておきましょう。
トレーニングの段階では、まずはトイレの事を教えてあげ、トイレを使うように促していきます。
また、しっかりトイレに行くこと、きちんと拭くこと、ズボンを上げ下げすること、トイレを流すことなどの手順を教えてあげましょう。
継続の時期は、お子さんはトイレトレーニングができているはずですが、まだ失敗してしまうこともあります。この段階では、すでにトイレトレーニングが済んでいても、トイレの習慣を継続して、思い出させてあげるとよいでしょう。

トイレトレーニングのコツ

トイレトレーニングをするとき、忘れてはいけない大切なコツがあります。
トイレトレーニング中は、常に前向きで、リラックスして過ごすことを心がけましょう。
トイレを楽しく、快適なものにすることで、お子さんはトイレを使うことに好奇心を持つようになります。
また、トイレができたときは必ず褒めてあげましょう。
トイレトレーニングには時間がかかるので、根気よく続けることが大切です。

トイレトレーニングのNGワード

お子さんにトイレを教えるとき、叱らないことが大切です。
「なぜ?」「どうして?」「また?」「ダメ」「早く行ってよ」などの否定的な言葉を使うと、お子さんはイライラしたり混乱したりすることがあるので、避けるべき「NGワード」を知っておくことが大切です。
最初は誰でもうまくできないものです。暖かい気持ちで接してあげましょう。

まとめ

トイレトレーニングは、お子さんにとって大切な節目であり、親子ともに楽しくやりがいのある体験になります。
いつ始めるか、それに必要なものは何か、トイレトレーニングのステップを、コツやNGワードとともに知っておくことが、成功への重要なポイントです。
また、おねしょは幼児期まで続くこともあるので、寝る前は水分を控えめにする、寝る前にはトイレに行くなど生活習慣で改善してあげましょう。
それでも改善しない場合にはお医者さんに相談することも大切です。
これらのコツを守り、お子さんとトイレトレーニングを楽しく行いましょう。