赤ちゃんの「夜泣き」は生後4カ月~6カ月から1歳半くらいまでが多く、ママやパパは寝不足の毎日が続きます。この頃の睡眠不足は、ママやパパの大きな悩みのひとつです。
また、「ねんトレ(ねんねトレーニング)」という言葉も流行りました。
ここでは、夜泣きの原因や対策についてご紹介します。
夜泣きって何? いつまで続くのでしょうか?
夜泣きとは、赤ちゃんが夜中に理由もなく泣きながら目を覚ますことです。
生後4カ月~6カ月から1歳半くらいの赤ちゃんに多く見られますが、どの年齢の赤ちゃんにも起こる可能性があります。
赤ちゃんが夜通し寝られるように適切にトレーニングをして上げることで、早期に解決する可能性が在りますので、夜泣きの原因と、夜泣きの対処法を実践してみましょう。
夜泣きの原因と特徴
赤ちゃんの月齢が違えば、夜泣きの原因や特徴も違ってきます。
0~3ヶ月の赤ちゃんの場合、夜泣きは発達の一部であり、まだ昼夜の区別がついていないため、問題視されることはありません。
生後4~6ヶ月の赤ちゃんになると、昼夜の区別はつき始めますが、まだ睡眠サイクルが大人とは違います。
3~4時間程度のサイクルで、頻繁に寝る、ミルクを飲むを繰り返すため、この時期の赤ちゃんに夜泣きが始まることが多いようです。
赤ちゃんの感覚の過敏さも原因のひとつと考えられており、光や音、触感、温度、気配、臭いなど、刺激になるものが原因になることがあります。
また、日中にあった出来事が寝ている間に、脳の中で情報が定着されていきます。
日中にたくさん遊んだ中で、ショックなことがあったり、情報処理が追い付かないなども夜泣きの原因と考えられています。
7~24ヶ月の赤ちゃんは睡眠パターンが変わり始め、徐々に大人と同じように睡眠サイクルになっていきます。
夜泣きの効果的な対策は?
放っておいても大丈夫?
生後6ヵ月くらいになり睡眠サイクルが整っている赤ちゃんであれば、泣き声があまり長く続かないはずなので、そのままにしておいても問題ありません。
ただし、赤ちゃんが喉が渇いていないこと、病気(熱が出ていない)や怪我などをしていないことなど、健康面で問題がないことを確認しましょう。
また、赤ちゃんが寝ている環境が安全であることや、光や音などの刺激がないことも確認しておきましょう。
「放っておく=放置」ではありません、きちんと観察しながら、数分おきに赤ちゃんの状況を確認しながら泣き止むのを待ちましょう。
赤ちゃんが自分でうまく寝れるようにサポートしてあげましょう。
夜泣きの時に母乳やミルクはあり?
赤ちゃんの生長により個人差がありますが、生後6ヵ月くらいまでは、夜間に1回の授乳が必要です。
ただ、夜中に赤ちゃんが泣くたびに授乳するのは、授乳しないと眠れない習慣ができてしまうのでおすすめしません。
赤ちゃんが自分で寝れるルーティンを作ってあげましょう。