子育てしない夫にイライラ!イクメンパパに変える4つのスゴイ方法!

育児について

ママは365日、子育てや家事に励んでいるのに、パパは子どもが生まれてからも自分のペースで自分の時間を楽しんでいます。
ママが用事を済ませている間に、気を取られて子どもが泣いていても、テレビに夢中になっているなど、父親としての自覚がないパパにイライラしたことはないでしょうか。
今回は、子育てを頑張っているママが感じる不満や、父親としての自覚がないパパを「イクメン」に変える方法についてご紹介します。

育児をしない夫に共通する6つの特徴

パパが育児をしないことで、ママが感じる不満のひとつに「状況を理解してくれない」というものがあります。
必ずしもそうとは限りませんが、育児に積極的でない夫の行動にはパターンがあることが多いようです。
ここでは、育児をしない夫にありがちな6つの特徴をご紹介します。

働くことだけがパパの役割だと考えている

多くの男性は家族の中で自分の役割は、仕事に行って収入を得ることだと思っています。
確かに安定した収入を得ることは重要ですが、それだけがパパの役割ではありません。
ただ、子供のころに自分が父親が、家事をしていなかったり、子育てに積極的ではない環境で育つと、それが当然のことと思っている夫は、まだ多いようです。

育児を自分事として捉えていない

育児に積極的でない夫の特徴として、育児に関して自分の仕事と思っていないことがあげられます。
ママが忙しく働いていても、育児に関してはママが専門家であり、自分は育児に関しては素人だから、邪魔にならないように手出しをしないようにしようとすら考えている場合もあります。

家にいない

多くの男性は「外で仕事をしてくるもの」というように考えており、パパは長時間働くことが、普通だと考えています。
また、育児はママの仕事だと考えている夫が多く、そのため友人と飲酒をして遅く帰っても、影響はないと考えているようです。

言動が無神経

育児に消極的な夫に限って、ママの子育てに対して無神経になるような言動をすることが多いようです。
家事や育児を手伝わないのなら、せめて黙っていてほしいものです。
ただ、無神経な言動をしてしまう夫は、家事や育児はママが専門家で、自分は素人と思っていること多く、失敗などをしたくないという気持ちから、消極的になっている可能性があります。

5. 頼んだことをやらない

頼まれたことをやらない夫も少なくありません。
ママには子どもの世話を頼み、自分は友達と遊びに行くなど、他のことに気を配ったり、家事を手伝わないなど、責任逃れをすることもあります。
家事や育児はママの仕事と考えている夫は、まだまだ多いようです。

父親の自覚がない

子育てをしない夫に共通する特徴として「父親」としての自覚が薄いことがあります。
ただ、ママはお腹の中で赤ちゃんを育み、妊娠中も助産師さんに教えてもらう機会があります。
パパは産まれてから初めて赤ちゃんと接します。
世の中のパパ達は赤ちゃんが生まれてから初めてパパになるため、育児の知識がありません。
そのような状況で「そんなことも知らないの?」といった態度で接してしまうと、余計に育児に消極的になってしまうようです。

夫をイクメンパパにする方法とは?

子育てには、ママとパパの協力が欠かせません。
父親が家事や育児をしなかったために、現場を知らずに育った夫は多いと思います。
そのような夫は家事や育児の負担がどれくらいか、分かっておらず、また自分が担当するという意識も持っていないでしょう。
でも、夫婦共働きの世の中で、女性も外に出て働きながら、家事や育児もすべて担当するとなったら、そのタスク量は「仕事」「家事」「育児」と、3つの仕事を掛け持ちしているようなものです。
もし、あなたのご主人が子育てに消極的なのであれば、イクメンパパになるためのヒントを紹介します。

1. 育児・家事をプロジェクト化する

育児や家事をプロジェクト化しましょう。
よく言われることですが、女性の脳は「共感型」、男性の脳は「課題解決型」という特徴があります。
だから夫はママの苦労に共感もしなければ、育児や家事に対しても、無神経な言動があったりする場面が多くあります。
ただし「課題解決型」は、課題があるとどのように解決するかを考えます。
そのため育児や家事を、家族共通の人生をかけたプロジェクトとして共通のミッションにしましょう。
仕事であればチームで共通の目的を達成するために、動き始めることでしょう。
まずは、仮でも結構ですので「育児のゴール」を決めて対応していきましょう。
例えば、お子さんが大学を卒業して就職するまでをゴールとしたプロジェクトを家族で達成しよう!という具合です。
ただし、男性の意識としてリーダーを決めたがります。
やはり育児に関してのリーダーはママ、という意識が働きますので、リーダーがタスクを分解してあげると良いでしょう。

2. タスクを可視化する

家事や育児のタスクを分担しましょう。
そのために共有カレンダーを作成し、育児の典型的な1日を可視化することが重要です。
各タスクとそれを担当する責任者を示す表を作成することが有効です。
そうすることで、夫婦の役割分担が明確になり、夫も育児に積極的に参加するようになります。

3. 気持ちを素直に伝える

夫に育児を任せるには、自分の気持ちを率直に伝えることが大切です。
夫が育児に対して責任を取らないとき、あなたが精神的にも肉体的にも、どのような気持ちになるのか、きちんと伝えましょう。
イクメンであることで、育児の負担が軽減され、自分の気持ちにもゆとりが持てるようになることを共有しましょう。
男性は共感するという意識があまりありませんので、率直な気持ちを伝えることが大切です。

4. 子どもと二人きりの時間を作る

夫にもっと子育てに参加してもらうには、2人で子供と一緒に充実した時間を過ごすというのもいい方法です。
ゲームや散歩など、短時間のアクティビティでもかまいません。
そうすることで、夫も子育てという日常に参加するようになり、その関わりはかけがえのないものになるはずです。

5. 強制的に子供との時間を作る

この方法は、子育てを自分ごとにできていない夫や、自分には子育ての知識や経験がない。と、消極的な夫に有効です。
ママが外出し、パパがひとりで子どもと接することで、パパが積極的な役割を果たすことができるようになることもあります。
もちろん、準備不足のパパに子どもを任せるのではなく、やるべきこと、やり方はすべて説明してあげましょう。
不安や、手間がかかる事もあると思いますが、長い目で見て夫がパパとして成長する機会を積極的に作ってあげることで、パパとして少しずつ成長してくれるはずです。

夫にやってはいけないNG行動

パパと接するとき、やってはいけないことがあります。

ママと違うやり方をしても、怒ったり、強制したりしないことが大切です。
彼はまだ子育てを始めたばかりで、慣れるまでには時間がかかるものです。
ママは妊娠中にいろいろな本や、助産師さんからのアドバイスなどがあったりなど、事前に勉強や準備を進めていることが多いですが、ほとんどのパパはお子さんが産まれてから、初めてスタートを切ることでしょう。
小さな成功体験を積み重ねて、少しずつ自信をつけてあげましょう。

次に、パパの努力に文句や皮肉を言わないことも大切です。
育児や家事に参加したのに「なんで○○ができないの?」「あそこに置いてあったでしょう!」など、ついつい言ってしまいたくなりますが、育児や家事に対してネガティブなイメージを植え付けてしまいます。
「次はもっと参加しよう」という気がなくなり、夫の参加がより難しくなってしまいます。
「○○をやってくれて助かった!△△は××だとうれしいな」と言うように、「褒め+要求」というコミュニケーションを心がけていきましょう。

まとめ

パパが子育てに責任を持たないことで、がっかりしているママは多いですよね。
でも、やる気のない夫を最高のイクメンパパに育てられるのもママだけです。
家族で協力し、責任を持ち、分担することで子育てをより楽しくしましょう。